登山で最も危険な山が日本にあった!!

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近年登山は、子供からも人気があり多くの登山家が頂上を目指しています。

日本には北海道の利子岳(りしりざん)をはじめ、鹿児島の霧島山(きりしまやま)など全国に名山と呼ばれる山が点在しています。

しかし山は美しいばかりではなく、危険であることも忘れてはいけません。

信じがたいことですが、日本には世界一危険なギネス記録を持つ山が存在しています。

谷川岳と呼ばれるその山は、なぜ危険度世界一なのか詳しく見ていきましょう。      

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「最も危険な山」谷川岳とは

日本には初心者から登れる山も多いですが、同時に危険な山も多く存在しています。

天候や季節によって山の危険度は大きく異なるため、比較するのは難しいといわれますが、記録として最も死者数が多い山、それが群馬や新潟に広がる越後山脈の一つ「谷川岳」です。

世界には8000メートル級の危険な山々が存在しているのに、最も危険な山が1977メートルの標高と聞き驚く人もいるかもしれません。

標高が高いほど危険というイメージがありますが、危険度は標高に比例してはいないようです。

登山家からは死の山と呼ばれている谷川岳ですが、登山ルートの最難関は一ノ倉沢の岸壁でしょう。

とても美しい景観なので、訪れる人も多く日本にいるのを忘れるような雄大な自然を感じることができる場所です。

しかし、この場所は烏帽子岳のブナ立尾根、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と並んで日本三大急登です。

自分が想像しているよりも、かなりの体力を消耗させられることでしょう。

登山家の間で有名な難所といえば剣岳があがります。

日本一危険な山として候補にあがる「剣岳」は登山ルートに高難易度の鎖場があり、山の難易度を示すグレーディングでは、最高ランクともいえるEがつけられているからです。

一ノ倉沢のような危険な場所があるとはいえ、谷川岳は難易度Cランクとされています。

難易度が一番高いわけではないのに、なぜ危険度が世界一なのでしょうか。

「最も危険な山」の理由

世界一危険といわれる谷川岳は、死者数がワースト1位でギネス認定を受けた死の山です。

初心者から登れる美しい山なのに、何がそんなに多くの死を呼ぶのでしょう。

登山時の危険度は天気によって大きく左右されるので、危険といわれる理由の一つに「変わりやすい天候」があげられます。

谷川岳の美しい稜線は、天気の境目ともいえる分水嶺(ぶんすいれい)になっており、天気の変動が大きく通常の山よりもさらに変わりやすい天気といえるのです。

初心者の中には、軽装で気軽に登る人も多く天気の急変に体温を奪われてしまうことも多くあります。

登山中の急な天気の変化に迅速に対応できる技術が必須なのです。

そして先ほど紹介した一ノ倉沢そして同じく難所の幽ノ沢は、ロッククライマーに人気がありゆえに事故も多発している場所です。

垂直に近い傾斜に加え、もろい岩は多くの犠牲者を出してきました。

危険だとわかっているけれども魅了される場所であり、登るのが難しい難所だからこそ制覇したい、という気持ちもわかります。

しかし、ここでの事故が危険な山という知名度を上げているのは間違いありません。

とはいえ、世界には難所と呼ばれるルートが多数存在しており、当然のことながら事故も少なくありません。

谷川岳が世界一死者を出している一番の理由は、初心者が多く訪れているからといえるかもしれません。

群馬や新潟は首都圏からも訪れやすく、子供も登れる山として人気がある谷川岳には観光客も多く訪れます。

穏やかな姿を見せて油断させたところへ、急斜面が突然姿を現したり、急に霧が立ち込めたり、自然の怖さを見せつける山といっていいでしょう。

標高の高い世界の山々に登るには、それ相当の準備や心構え、卓越した技術が必要です。

世界最高峰の山は、危険度が高いとはいえ上級者しかチャレンジできない山なので、事故も最小限に抑えられているのです。

しかし、谷川岳は多くの人が気軽にチャレンジできる山です。

山を熟知していない人が登れば、それだけ事故は増加します。

山自体が注意を必要とする危険な場所であることはもちろんのこと、登山をする人の心構えにも「最も危険な山」と呼ばれる理由が隠されているのではないでしょうか。

まとめ

登山に興味を持って、様々な山にチャレンジするのは楽しいことです。

しかし山は普通の観光地ではない、ということを決して忘れてはいけません。

登山で最も危険な山を作ったのは、谷川岳そのものではなくそこに登る登山家たちなのではないでしょうか。

死の山と恐れられる谷川岳を知ることで、登山をもう一度見直すきっかけになるのかもしれません。

現在谷川岳はあまりにも死者が多いので、危険区域に入るには登山届が必要になっており、冬場は危険区域への立ち入りが禁止となっています。

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