風水を大切にしている人にとって、玄関とトイレはとても重要な場所になります。
不浄な場所と考えられているトイレが玄関を開けて正面にあったら、病気や金運に大きく影響を与えてしまいます。
しかし、家の間取りを変えるのは現実的ではありません。
そこで、玄関とトイレの関係を風水的に解決する方法を紹介していきます。
玄関を開けたら正面がトイレであっても、運気を逃がさず健康で豊かな日々を送っていきましょう。
玄関の正面がトイレ!風水は良くないの?
玄関の正面にトイレがあると家相でも凶とされているように、風水でもよくない運気を家中に運び入れてしまうとされています。
入り口である玄関は気が家の中に入ってくる場所なので、いつもきれいにしておくべき場所です。
気といっても良いものばかりでなく、厄も入り込んできます。
それゆえ厄が入り込まないように盛り塩をしたり、季節を感じる置物を置いたりするのが良いとされています。
しかし、様々な工夫をして玄関を整えても、正面にトイレがあるだけで一気にその幸運は下がってしまうのです。
風水においてトイレは、汚れた場所を意味しています。
その思考は昔にさかのぼり、まだ水洗ではなかった時代にトイレという場所が衛生的にも問題のある場所のイメージがあったのです。
衛生的ではないからこそ、病気を引き起こす場所とも考えられていたのでしょう。
その考えは水洗になった今でも受け継がれ、玄関の正面にトイレがあると家中に悪い気を流してしまうとされています。
さらに家の鬼門や裏鬼門に玄関とトイレが重なってしまうと、さらに運気は下がってしまうのです。
玄関の正面がトイレ!風水の対策法は?
玄関の正面にトイレがあるので間取りを変えたい、という人も多いようです。
ちょうどリフォームを考えている人なら、設計自体を変えてしまうのもいいかもしれません。
しかし、そう簡単に間取りを変えることはできませんよね。
間取りを変えなくても、運気を下げないために様々な工夫を心がけることで、玄関から幸運を招き入れることはできます。
まずは玄関をきれいに保つことが大切です。
玄関を散らかしたままにしておくと、幸運は入ってきません。
そして玄関の正面にあるトイレの対策
- 清潔に保つ
- トイレを開けっぱなしにしない
- 臭い対策をしっかりとおこなう
- 換気をしっかりおこなう
- トイレットペーパーを大量に置いておかない
玄関の正面にトイレがある場合、トイレを清潔に保つことは絶対条件です。
昔と異なり近年の住宅は水洗トイレで、不浄という概念も少なくなりつつありますが、汚れたトイレは不運を呼び込んでしまいます。
健康運や金運が下がらないように、水拭きをしっかりおこない床に直接ものを置かないように心がけましょう。
そして大切なことは、トイレを開けっぱなしにしないことです。
水が溜まっている場所は、陰が蓄積されていると考えられており、トイレの蓋を開けておくことは陰の気をまき散らしていることになります。
さらにトイレのドアを開けていると、家中にその陰の気が充満していまいます。
特にお子さんがいる家庭では、トイレのドアや蓋に注意が必要です。
トイレが臭いと使用する際にも嫌悪感を感じますが、風水的にも大きくマイナスの要因になります。
消臭剤は様々なものがあります、使用する際は香りのきつすぎないものをチョイスしたほうがいいでしょう。
ちなみに、風水では消臭に竹炭を使用するといいとされています。
臭いにも関係することですが、換気をしっかりとおこない悪い気を溜めないことも大切です。
小窓を開けたり換気扇を常に回したり、気の流れを溜めないように心がけましょう。
さらに、トイレットペーパーを大量にトイレに置いている人も多いのではないでしょうか。
基本的にすっきりとした空間を目指すべきなので、大量にトイレットペーパーを置くことは避けたいですね。
特に床に直接トイレットペーパーを置くことは避け、床は常に清潔にすっきりした空間を保ってください。
そのほかにも本などを置いておくと、悪い気をため込んでしまうといわれています。
本などが置いてあると、トイレに長い時間滞在してしまうことにもなり、不浄とされる気を体に溜めこんでしまうこともあるので、本や雑誌はトイレに置かないほうがいいでしょう。
また、浄化を助ける水晶や盛り塩をトイレに置いておくのもおすすめです。
玄関の正面がトイレ!まとめ
様々な対策方法がありますが、基本的には清潔にしておくことです。
玄関の正面にトイレがあっても、トイレを不浄の場としておかないことで運気を下げずにすみます。
あなたは、写真をトイレに飾っていませんか。
風水では写真にも気が移るといわれているので、トイレに写真を置くのはやめたほうがいいようです。
トイレと玄関に風水の知恵を取り入れて、気持ちのいい毎日を送っていきましょう。