あなたは、アザラシが好きですか?
私は、子どものときからアザラシが大好きで、いつもアザラシに関係した商品を買ってしまいます。
ですが、アザラシがどんな動物なのか知りませんでした。
改めて調べてみると、アザラシは哺乳類のネコ目アザラシ科に分類されて、なんと、海底1500mから1700mまで潜水できることがわかりました。
今回は、その詳細とアザラシの潜水時間や呼吸について詳しく解説しています。
あなたもこの記事を読めば、アザラシの新しい一面が見られますよ!
アザラシはどのくらい深く潜水できるか?
アザラシってかわいいですよね?
私もアザラシが好きで、アザラシの文房具やぬいぐるみを見るとかわいくて、つい買ってしまいます。
ですが、そもそもアザラシがどんな動物なのか全く知りませんでした。
改めて調べてみると、アザラシは哺乳類のネコ目アザラシ科に分類されて、なんと、海底1500mから1700mまで潜水できるんです!
テレビでよく見るアザラシって、陸で気持ちよさそうに寝ているイメージがありますよね?
実は、アザラシは陸にいるのが苦手で、生態の関係で地面を這っての移動しかできません。
ですが、水の中になると後ろ足を使って、すごいスピードで泳ぐことができます。
以上が、アザラシはどのぐらい深く潜水できるか? についてでした。
アザラシの新たな一面を知ることができて、とても驚いています。
ちなみに、これだけじゃありません! アザラシはその潜水時間もすごいことがわかりました。
次で詳しく紹介しているので、このまま読み続けてくださいね。
アザラシの潜水時間はどのくらいか?
ここからは、アザラシの潜水時間について紹介していきます。
ここまでで、アザラシが海底1500mから1700mまで潜水できることがわかりましたよね?
あわせて、潜水時間はアザラシの種類によって差はありますが、およそ1時間半も息を止めて潜水することができます!
これはびっくりしますよね? ですが、どうしてアザラシは私たちと同じ哺乳類なのにこんなに長く息を止めて潜水できるのでしょうか?
それは、アザラシの体のつくりに関係していることがわかりました。
アザラシの筋肉には、「ミオグロビン」と呼ばれているたんぱく質があります。
アザラシは、その「ミオグロビン」に酸素をためることで、長時間の潜水ができるのです。
もともと、アザラシの祖先は陸で生活していましたが、4千万年で進化して現在の姿になっています。
もちろん、私たち人間も「ミオグロビン」はありますが、アザラシはほかの哺乳類の数十倍もの「オミグロビン」があります。
また、長時間潜水できる理由は、アザラシがほかの哺乳類に比べて酸素を交換する能力が高いからです。
人間の場合は、0から15%ほどしか酸素が交換できないのに対して、アザラシなどは、80%から90%の酸素を交換することができます。
以上が、アザラシの潜水時間はどのくらいか? についてでした。
同じ哺乳類でもこんなに違うのかと思いました。
次は、アザラシの呼吸についてもっと詳しく解説していきます。
少し、生物学的な話になって難しいかもしれませんが、簡単にわかりやすく解説しているので、安心して読んでくださいね。
アザラシの呼吸について
続いては、アザラシの呼吸について解説します!
前述した通り、アザラシが長く潜水できるのは、「ミオグロビン」と呼ばれるたんぱく質のおかげです。
ここでは、その「ミオグロビン」のことや、アザラシの呼吸の仕組みについて紹介します。
最初に、ミオグロビンについてもう1度詳しく解説します。
人間などの哺乳類が呼吸すると、酸素の粒が肺から流れて「ヘモグロビン」と呼ばれる赤血球にあるたんぱく質とつながります。
反対にアザラシは、前述しましたが、酸素をためることができる「ミオグロビン」が人間の数十倍もあるので、ヘモグロビンで酸素がなくなっても、ミオグロビンから臨時で酸素を使うことができます。
次に、ミオグロビンが実は、人間の体内にたくさんあると、糖尿病やアルツハイマー病などになりやすくなると言われています。
上記のことを聞いて、「えっ? だったらミオグロビンが人間の数十倍もあるアザラシも同じ病気になるのでは?」と思いましたよね。
安心してください! 最近の研究によると、アザラシは上記の病気のリスクを避けるために、ミオグロビン自体が磁石のプラス、マイナスの関係のように反発しあっていることがわかりました。
また、アザラシには上記のしくみ以外に心拍数を下げて、細胞への血液の流れなどおさえるなど、酸素を節約する働きも持っていることがわかりました。
以上が、アザラシの呼吸についてでした。
ここでも、アザラシのことを深く知ることができて、よかったなと思いました。
あなたも、新しい知識として周りの人に教えてあげてくださいね。
まとめ
アザラシは哺乳類のネコ目アザラシ科に分類されて、なんと、海底1500mから1700mまで潜水できます。
あわせて、潜水時間はアザラシの種類によって差はありますが、およそ1時間半も息を止めて潜水することができることがわかりました。
その理由は、アザラシの筋肉には、「ミオグロビン」と呼ばれているたんぱく質があるからです。
もちろん、私たち人間も「ミオグロビン」はありますが、アザラシはほかの哺乳類の数十倍もの「オミグロビン」があります。
また、長時間潜水できる理由は、アザラシがほかの哺乳類に比べて酸素を交換する能力が高いからです。
人間にミオグロビンがあると糖尿病やアルツハイマーなどのリスクがありますが、アザラシは、そのリスクを避けるために、ミオグロビン自体が磁石のプラス、マイナスの関係のように反発しあっていることがわかりました。
以上が、アザラシの潜水時間についてでした。
どれも初めて知ることばかりで、改めてアザラシが好きになりました。
あなたも、アザラシを見る機会があったらぜひ生態も見てみてくださいね。