あなたは、「寝室のエアコンを頭の上に設置するとよくない」って聞いたことがありませんか?
確かに私も改めて確認したら、頭の上ではなく、ベッドのななめ上にエアコンがありました。
ですが、どうして寝室のエアコンは頭の上に設置しないのでしょうか?
それは、エアコンの風が体に直接あたると、冷えすぎたり、乾燥しすぎたりして自律神経の乱れなどの体調不良につながりやすくなるからです。
また、上記のこと以外に色々な理由がありました。
今回は、その詳細とおすすめの位置について詳しく解説しています。
あなたも、この記事を読んで、エアコンの位置を見直してみませんか?
寝室のエアコンをベッドの頭の上にしない理由
あなたの寝室のエアコンはどこにありますか?
私も改めて確認してみると、頭の上ではありませんが、ベッドのななめ上にありました。
基本、寝室のエアコンはベッドの頭の上には置かないようにつくられている家がほとんどです。
ですが、「エアコンをベッドの頭の上にしたほうが、夏は涼しくていいのではないか?」と思いました。
その考えは危険です! エアコンの風が体に直接あたると、冷えすぎたり、乾燥しすぎたりして自律神経の乱れなどの体調不良につながりやすくなります。
ほかにも色々な理由がありました。
それは、エアコンの落下のリスクがあるからです。
基本的にエアコンは、専用のボルトなどでしっかり固定はされていますが、老朽化や地震などによって落下するリスクがあります。
また、エアコは1基、20kgから30kgぐらいあるので、それが頭の上に落下したら大変なことになります。
そして、エアコン自体、吹き出し口から出た風が室内を回るため、その風に乗らなかったホコリが、エアコンの下にあるベッドにたまりがちになります。
もし、ホコリがたまったら、ハウストダストなどの病気につながる可能性があります。
また、エアコンで冷房にすると結露が起こります。
その結露の水分が「ダンホース」と呼ばれているホースから落ちて、エアコンがベッドの上にあるとその水が顔に落ちてくることがあります。
さらに、寝室のエアコンをベッドの頭の上にしない理由の1つに「風水」も関係しています。
部屋について風水からの視点で見ると、「気」の流れ、つまり空気の循環が大切になってきます。
そのため、ホコリや空気のよどみなどは風水的に悪いとされています。
もし、頭の上にエアコンがあったら、ホコリがベッドの下にたまりやすくなるので、寝ている間に悪い「気」をずっと浴びることになります。
以上が、寝室のエアコンをベッドの頭の上にしない理由についてでした。
落下のリスクはわかっていましたが、風水からの視点も大切だったなんて知りませんでした。
あなたも改めて、寝室のエアコンの位置をチェックしてみてくださいね。
続いては、寝室のエアコンのおすすめの位置について紹介します。
寝室のエアコンのおすすめの位置
ここまでで、寝室のエアコンが頭の上にあると、よくないことがわかりましたよね?
ここからは、寝室のエアコンのおすすめの位置について紹介していきます。
結論から言うと、寝室のエアコンのおすすめの位置は、ずばり! エアコンの風が直接あたらない位置です。
特におすすめなのは、エアコンから離れて、風の流れと平行にベッドを置くことです。
部屋のつくり上、難しい場合は足元にエアコンの風があたる位置に置きましょう。
また、おすすめの位置の目安としては、エアコン専用のコンセントがある場所に置くこともおすすめです。
エアコン自体がほかの電化製品より消費する電力が違うので、専用のコンセントが必要になってきます。
もし、専用のコンセントを使わなければ、ブレーカーが落ちたり、火災につながったりする可能性があります。
あわせて、火災報知器の近くにエアコンを置かないようにしましょう。
その理由は、エアコンを使うときに急激な温度変化があるからです。
その温度変化が火災報知器の近くで起きると、誤作動する場合があります。
そして、室外機の位置も考えながら、エアコンを置きましょう。
実は、エアコンは室内機と室外機が常にセットになっていることが大切です。
そのため、室内機と室外機との距離が長くなると、電力の効率が下がってしまいます。
もし、不安だったら、業者やリフォーム会社に相談してみてくださいね。
ですが、部屋のつくり上、どうしても頭の上にエアコンがきてしまうこともありますよね?
その対策は、枕をエアコンの真下に置かないようにする、エアコンの風向きを上向きに設定する、扇風機などで冷気や暖気などを循環させるなどの方法があるので安心してくださいね。
以上が、寝室のエアコンのおすすめの位置についてでした。
つい、部屋のレイアウトを優先してしまいがちで、特に室外機のことは考えていなかったので、そのことを知れてよかったです。
あなたも、エアコンの特徴をおさえながら、位置を考えてみてくださいね。
まとめ
寝室のエアコンがベッドの頭の上にあると、エアコンの風が体に直接あたって、冷えすぎたり、乾燥しすぎたりして自律神経の乱れなどの体調不良につながりやすくなります。
また、エアコンの落下のリスクもあります。
そして、エアコン自体、吹き出し口から出た風が室内を回るため、その風に乗らなかったホコリが、エアコンの下にあるベッドにたまりがちになります。
エアコンの結露の水分が「ダンホース」と呼ばれているホースから落ちて、エアコンがベッドの上にあるとその水が顔に落ちてくることがあります。
さらに、寝室のエアコンをベッドの頭の上にしない理由の1つに「風水」も関係しています。
寝室のエアコンのおすすめの位置は、エアコンの風が直接あたらない位置のほかに、「エアコン専用のコンセントがある場所」、「火災報知器の近くに置かない」、「室外機の位置も考える」ことが大切です。
以上が、寝室のエアコンを頭の上に設置しない理由と効果についてでした。
私も、改めてエアコンの位置を見直すきっかけになりました。
あなたもこの記事を読んで、ぜひ参考にしてみてくださいね。