鬱病の治し方は?自力でできるのか?どうする?知恵袋?

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あなたは、普段の生活の中で「毎日憂うつだな、もしかしてうつ病?」と思ったことありませんか?

うつ病は、インターネットにあるセルフチェックだけでは見分けがつきません。

ただの憂うつとうつ病の決定的な違いは、「落ち込んだ状態がどれぐらいで、どのくらい長く続くか」です。

もし、2週間以上長く続いたら要注意です。

私の友人も3年前に早い段階で治療をしなかったため、うつ病を発症して今も通院しています。

ここでは、うつ病の症状や治し方、自力で治す場合の方法などについて詳しく紹介します。

あなたにも心あたりがあれば、ぜひ読んでください。

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うつ病はどんな症状?

あなたは、うつ病の症状についてちゃんと理解していますか?

ただ、「毎日憂うつだからうつ病?」ではありません!

前述した通り、ただの憂うつとうつ病の決定的な違いは、「落ち込んだ状態がどれぐらいで、どのくらい長く続くか」です。

他に見られる主な症状は以下の通りです。

・以前楽しかったことが楽しくなくなる

・仕事でミスが増えるなどの集中力の低下

・食欲がなくなる

・眠れない

・自分に自信が持てなくなった

・体重が減った

これらの症状が2つ以上当てはまったら、医療機関の受診をおすすめします。

うつ病はなおるのか?

もし、前述した症状に該当して、医療機関を受診したとしても本当になおるのか心配になりますよね?

個人差はありますが、うつ病は医療機関を受診した場合、3か月から半年で回復すると言われています。

ですが、同じ治療をしても全体の20%から30%は長期化する可能性があると言われています。

実際に私の友人もうつ病を発症して医療機関を受診しましたが、3年経った今も治療を続けています。

さらに、うつ病を経験した患者の約60%が再発し、多くが回復後の2年以内に起こるといわれています。

つまり、うつ病はなおすことも大切ですが、「いかに再発しないようにするか」も大切です。

続いては、うつ病はどのような治し方があるのかについて紹介します。

うつ病の治し方?

うつ病を発症して、医療機関を受診する場合は主に3つの治療方法があります。

それは、「休養、環境調整」、「薬物療法」、「精神療法」です。

1つずつ詳しく解説します。

・休養、環境調整

うつ病の治し方として重要なのは、この「休養、環境調整」です。

休養については、うつ病を発症する人の性格の多くが「生真面目」な人のため、なかなか休養することは難しく感じると思います。

ですが、「休養することが使命」だと思って無理しない環境づくりを心がけましょう。

また、環境調整については職場や学校、家庭などのストレスの原因になっている環境を整えることです。

例えば、職場の部署異動や時短を希望することなどが挙げられます。

さらに、うつ病には食欲がなくなったり、眠れなくなったりする症状もあります。

そのため、医師と相談しながら規則正しい生活を取り入れられる環境を作ることも大切です。

・薬物療法

うつ病の治し方は、薬物療法も一定の効果があります。

主に使われている薬は、「抗うつ薬」です。

うつ病は、脳の神経の働きに異常が生じることで起きるものと考えられています。

そのため、抗うつ薬を使って神経の間で情報を伝える神経伝達物質の働きを高めることでうつ病の症状を改善させます。

他にも、症状にあわせて「抗不安薬」「睡眠導入薬」「気分安定薬」「非定型抗精神病薬」などが処方されることもあります。

薬物療法は即効性がないため、様子を見ながら飲み続けることが大切です。

あなたの判断で薬を飲むのをやめてしまうと、副作用が出てしまうことがあるため必ず担当の医師に相談しましょう。

・精神療法

精神療法は、うつ病の原因になったストレスに自分自身のストレスの受け取り方やストレスとの付き合い方を学んでいくことです。

これは、うつ病の再発防止にもつながっています。

主に、「認知行動療法」と「対人関係療法」の2つに分かれます。

認知行動療法は、物事に対して悲観的に考える癖や考え方を変える治療です。

対人関係療法は、うつ病の多くの原因が対人関係によるストレスであると言われています。

そのため、対人関係療法を通して、自分の考えなどを変えることで対人関係の問題・ストレスを解消させる療法です。

以上が、医療機関での主なうつ病の治し方でした。

ですが、医療機関を受診することで経済的負担や時間的負担は避けられませんよね。

私だったら、なるべく医療機関に頼らず自力で治したいと思うので実際にできるかどうか調べてみました!

自力でできるの?

ここまで読んで、あなたは「うつ病を自力で治せないか?」と思いませんか。

私ももしうつ病になったら、周囲に心配かけたくないという気持ちがあるのでなるべく、自力で治したいと思いました。

うつ病の自力で治したい場合は、うつ病の進行度によって変わってくることがわかりました。

うつ病の進行度は、「急性期、重度期」と「回復期」の2つに分かれます。

「急性期、重度期」は、症状が表れて重度化してくる時期です。

反対に「回復期」は、改善に向けて動き出している時期のことです。

うつ病を自力で治せるのは、「回復期」からです。

残念ながら、「急性期、重度期」は医療機関の受診が必要になります。

次は、うつ病の「回復期」の場合の治し方はどんなものがあるのか紹介します。

どんな方法があるの?

うつ病を自力で治す方法は、全部で4つあります。

・規則正しい生活をする

・食事療法

・行動療法

・認知療法

1つずつ紹介していきます。

・規則正しい生活をする

これは、大前提の方法です。

例えば、体内時計がおかしくなってしまうと心身の不調につながります。

そのため、朝型の生活を心がけましょう。ポイントは、朝起きたら朝日を浴びることです。

他には、喫煙と飲酒を控えること、寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見ないこと、そして、色々な手段で人とコミュニケーションを取ることです。

規則正しい生活を心がけるだけで、心身の健康も保つことができて、うつ病の予防にもなります。

・食事療法

脳の神経と食べ物は大きく関係しています。

そのため、うつ病の回復期に食事の仕方を変えることで症状の改善に有効だと言われています。

積極的に取り入れる食材は以下の通りです。

・緑黄色野菜や納豆・レバーなどのビタミンB群

・赤身肉やレバー、魚介類にある鉄分やミネラル

・乳製品、大豆、ナッツ類のアミノ酸

・魚類のDHAやEPAなどの脂肪酸

ですが、過剰に摂取し過ぎるとカロリーが高くなるので、バランスよく摂取することが大切です。

反対に避ける食材は以下の通りです。

・白米やうどん、パスタ、パンなどの糖質

理由は、体の中に糖質が増えると脳に伝えられる神経伝達物質が作られにくくなるからです。

・行動療法

うつ病の回復期には、「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」を増やすことが大切です。

食事療法だけではなく、以下の行動療法も取り入れてみましょう。

・日光を浴びる

・サウナに入る

日光を浴びることは、セロトニンを増やすのに効果的です。

特に朝一番に浴びる日光は体内時計をリセットし、1日の良いスタートにつながります。

サウナに入る場合は、「サウナに入る」→「水風呂に入る」→「休憩・外気浴」を3回繰り返すサウナの入り方が効果的です。

上記をくりかえすことで、頭がすっきりさせ、自律神経も整い、リラックス効果も生まれます。

・認知療法

うつ病の回復期は、認知のバランスを整えることも大切です。

うつ病は、「否定的な思考」が悪循環になり、それが進むと症状が悪化してしまいます。

そのため、回復期からこの悪循環が再発しないように認知療法が重要です。

認知療法は2つのトレーニングがあります。

・自分の思考の癖を知る

・思考の癖を修正するための思考トレーニング

「思考の癖」は、全部で12パターンあります。

このパターンを手元に置いておくことで、自分の思考の歪みに気づくきっかけになります。

その後に、修正するための思考トレーニングをおこなうことで、うつ病の再発を予防できます。

以上が、うつ病の回復期の自力で治す方法でした。

特に、規則正しい生活をすることは普段からできることだと思いました。

上記を試しても効果がない場合は、早めに医療機関で受診しましょう。

知恵袋では・・・

ここまでで、うつ病は自力で治すことができるのかについて紹介しました。

Yahoo!の知恵袋でも、うつ病を自力で治すことができるのか多く質問されていることがわかりました。

知恵袋によると、個人差はありますが前述した通り、「うつ病の回復期であれば治すことができるかもしれない。」という回答がありました。

他には、「薬は一切服用しないで、休職やカウンセリングだけで乗り越えた」という回答もありました。

色々な回答を見る限り、「完全に治したいなら、ちゃんと専門の病院に行くべき」という回答が多いです。

それは、自力で治そうとして、もし症状が悪化したら大変だからです。

あなたも、もし症状が出たら早いうちに専門の医療機関への受診をおすすめします。

うつ病治し方まとめ

うつ病を発症して、医療機関で受診する場合は主に「休養、環境調整」、「薬物療法」、「精神療法」3つの治療方法があります。

うつ病を自力で治せるのは、改善に向けて動き出している「回復期」からです。

その回復期に自力で治す方法は、「規則正しい生活をする」、「食事療法」、「行動療法」、「認知療法」などがあります。

知恵袋でも「自力で治す方法はないか」という質問があり、回答を見る限り、「完全に治したいなら、ちゃんと専門の病院に行くべき」という回答が多いです。

以上がうつ病の治し方や自力で治せるのかについてでした。

うつ病は、完全に治すのに時間がかかることなどを知りました。

ですが、「規則正しい生活をする」ことで日頃から予防できることも知って、早速取り入れたいと思いました。

あなたもこの記事を読んで参考にしてみてくださいね。

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