最近引っ越しをしたあなた、さっそく後悔していませんか?
引っ越しは必ずしも自分の意思だけで出来るとは限りません。
転勤等のやむを得ない事情で泣く泣く元いた家から離れた人もいるでしょう。
引っ越しにはたくさんの時間とお金とエネルギーを要します。
それなのに引っ越し先で後悔することになると、ますます気持ちが落ち込んでしまいます。
そこで本記事では、引っ越しをして後悔した時の対処法や、そもそも後悔しないために心がけるといいことを紹介します。
引っ越して後悔する原因

引っ越し先で後悔するのは、以前住んでいた家や物件選びの段階で迷っていた家と比較した時ではないかと思います。
以前に住んでいた家に愛着があり、引っ越し先の家になじめていないということはないでしょうか。
また、家の周辺の環境はどうでしょう。
じっくり考えて選んだはずなのに、迷っていた他の物件のほうがよかったということはないでしょうか。
いくら物件探しのときによく考えて選んだつもりでも、家のことはふたを開けてみなければわからないこともあります。
思っていたより駅やスーパーが遠かったり、ざわざわした環境だったり、夜は暗すぎて怖かったりすることはないでしょうか。
気になることの一つ一つはほんの些細なことだとしても、積み重なるとなかなか無視できないものです。
そういった気になることが出てきたとき、人は現状と他のものを比べてしまいます。
隣の家や友人の家、そして、あなたが引っ越したばかりならば、前に住んでいた家や物件選びの際に選ばなかった家と比較してしまうのです。
それらの家はもともと手に入っていた、あるいは手に入るかもしれなかった家だからです。
前の家の住み心地がよかった場合は、なぜその環境を手放してしまったのかと悔やみます。
選ばなかった家についても、「あの家のほうが駅から近かった」とか「あの家の周辺は静かそうでよかった」とか、どう考えても選ばなかった家のほうがよかったように思えて、やはり悔やみます。
つまりあなたは、引っ越したことを自分の過失だと思ってしまっているのです。
誰かから「絶対にこの家に住みなさい」と言われるようなことはあまりないと思います。
転勤等の引っ越しをせざるを得ない状況になることはあっても、住む家はあなた自身が選択できる場合がほとんどです。
もちろん、家族がいればあなたの意見だけがとおるわけではありません。
家族で意見を出し合い、個人というよりは家族のとして総合的に判断して家を選ぶことになるでしょう。
しかし、あなたには意見を言う機会があったのです。
その事実が、あの時もっと自分が主張していれば「よさそうなほうの家」に住めたのではないかなどと考えてしまうのです。
あなたが引っ越して後悔するのは、毎日のちょっとした不満の蓄積があるからです。
そして事実としてそうなる前に他の物件を選ぶなど、何とかできた可能性があったからこそ後悔が尽きないことになります。
引っ越して後悔したときの対処法

引っ越しをして後悔するのは、新居への不満と自身の過失が現状を生んだのではないかという気持ちがあるからです。
そこから気持ちを立て直すには、新居で楽しいことを見つけていくのがいいでしょう。
いまは新居やその周辺環境に対して悪い印象しか持てなくなっているかもしれませんが、本当に悪いところしかない家・悪いところしかない地域というのもこの日本においてはそうそうないと思います。
普段買い物をしたいスーパーは少し遠いけれど、家の近くにおしゃれなカフェやパン屋さんがあるかもしれません。
毎日は通えないとしても、少し贅沢をしたいときに立ち寄る楽しみができそうです。
いつも利用する駅は遠いかもしれませんが、徒歩や自転車で駅まで通えばいい運動になり、ダイエット効果も望めるかもしれません。
自宅周辺がざわざわしていて騒がしいと思っていたら子どもたちが楽しそうに遊んでいる場合もありますし、夜道が怖いと思っていたけれどベランダから見上げる夜空の美しさには心動かされるかもしれません。
後悔の感情が勝っているときほど悪いところばかりが目につきますが、住んでいる家や自宅周辺にはいいところもたくさんあるはずなのです。
また、家族の声にも耳を傾けてみてはどうでしょうか。
あなた以外の家族は案外楽しそうに、快適そうにしている場合もあります。
私も実家にいたころ、引っ越しを経験したことがあります。
私の母などは新しい環境になじむのに時間がかかるタイプでしたので、入居してすぐに新居やその周辺に対する文句を言っていました。
しかし、当時の私は案外新居が気に入っていました。
学校までの距離もちょうどよく、近所に友達もできたからです。
確かに前の家や学校、友達を恋しく思うときはありましたが、新しい環境で楽しくやっていこうと私の気持ちはいつも前向きでした。
あなたの家族の中にもすでに新しい環境に順応し、前向きに楽しく生活している人がいるかもしれません。
その家族の声に耳を傾けて、新居のどこをそんなに気に行ったのか聞いてみてはどうでしょうか。
あなた自身が気付かなかった新居の魅力に、あなたの家族が気付かせてくれるかもしれません。
後悔の気持ちが強く、嫌な気持ちになっているときにはかえって新居やその周辺のいいところが見えてきません。
あなた自身が見ることができないのならば、あなたの家族に見せてもらえばいいのです。
自分で、あるいは家族の力を借りて新居や地域のいいところを見つけてみましょう。
案外いいところだなと思えたときから、少しずつ後悔の気持ちは消えていくことでしょう。
引っ越して後悔しないために

いまの家に愛着があるけれど、様々な事情で引っ越さなければならないときはあるでしょう。
いまの家への愛着が強ければ強いほど、新居の後悔が大きくなる恐れがあります。
だからこそ、慎重に物件選びをしていく必要があります。
まず、内見は複数回行うのがいいでしょう。
それも、時間帯を変えて行います。
1回目に昼間に内見したら、次は夜に行くといいと思います。
昼にはわからなかったことが見えてくるでしょう。
また、物件周辺を実際に歩いてみることも大切です。
家の中だけでなく、その周辺の様子を把握することは生活していくうえで非常に重要です。
最寄り駅やバス停まで実際に徒歩何分程度かかるのか、実際に往復してみるのもいいでしょう。
よく利用することになるかもしれないスーパーは物の値段が高すぎないか、品ぞろえはどうかなど、あなた自身が絶対に譲れないポイントを中心に観察してみましょう。
全体的に安く、十分な品ぞろえであったとしても、あなたがいつも使っている特定の調味料が置いていないというだけで、転居後にストレスを感じる可能性もあります。
もしあなたが、枕が変わると眠れないタイプだとしたらわかっていただけるかもしれませんが、人は何が原因で「ダメ」になるかわからないものなのです。
多くの人が「そんなことで?」と思うようなことがストレスにつながる場合もあります。
どうしても虫の多い環境が嫌な人もいれば、まったく意に介さない人もいるでしょう。
あなたにとって譲れないものはあなたにしかわかりません。
そのあたりについては、家族ともよく話し合う必要があるでしょう。
気になるところがあるのに一人で抱え込むことで、ますますストレスが大きくなります。
どんな小さなことでも相談することが大切です。
先のスーパーに嗜好品が置いていない例については、多少高くついてもネットで購入すればいいなどという代替案を出してもらえるかもしれません。
引っ越しは、時間もお金もエネルギーも使うものです。
だからこそ後悔のないようにしたいというのは、あなた以外の家族にとっても同じでしょう。
あなたの希望を叶える代わりに、あなた以外の家族が転居先で後悔することになっても困ります。
互いに意見を出し合い、自分の意見をとおすために相手に譲ってもらわなければならないときはできる限り代替案を出していきましょう。
できることは全てしたうえで物件を決めることで、入居後の後悔を最小限に抑えることができます。
「あの時やっぱり自分の意見を主張していればよかった」という後悔は、意見を主張しなかったから出てくるものです。
たとえすべてが望み通りに行かなくても、きちんと意見を出して検討したうえで通らなかったならば、仕方がないとあきらめもつきます。
物件を決める段階で何もしなかったり、意見を言わなかったり我慢をしたりすることで、後になって悔やむ気持ちが出てきます。
「選択の機会があったのに何もしなかった」ということが心の中の小さな引っ掛かりになり、引っ越し後の大きなストレスにつながっていくということです。
後悔しないために、できることはすべてやり切りましょう。
まとめ

引っ越しは大きな買い物です。
しかも、あなたの毎日の生活に直結するものです。
物件選びの段階でしっかり家族と意見を出し合っておくことで、転居後に感じるストレスを軽減していきましょう。
それでも引っ越し後に後悔するようなことがあれば、新居やその周辺環境のいいところを探すようにしましょう。
日々の楽しみを増やしていくことで、いつしか後悔の念が消えていくでしょう。

