梅雨の時期や夏になると湿気が多くて髪の毛がボサボサになってしまい困ってしまう!という人も多いと思います。
特に天然パーマの方やくせ毛の人は、ボサボサな髪の毛に悩まされることが多いのではないでしょうか。
そこで今回は、湿気による髪の毛のボサボサを防ぐための対策をご紹介します。
この記事を読めば、もうボサボサな髪の毛に悩まされることなく梅雨の時期や夏も快適に過ごせること間違いないしですよ!
湿気で髪の毛がボサボサになるのはなぜ?原因は?
湿気の多い日に髪の毛がボサボサになる原因は、髪の毛のタンパク質の構造が水分によって変化するからです。
湿気の多い空気中で髪の毛が水分を吸収すると髪の毛の表面にあるキューティクル(毛鱗片)が開いてしまい、髪が広がりやすくなってしまいます。
また、髪が広がる原因としては天然パーマやくせ毛の人が多く、これらの髪質は、一般的なストレートヘアと比較して髪の毛の内部構造が複雑で水分を吸収しやすくなっていて、そのため、湿気によって広がりがすごくなってしまうのです。
さらに、髪の毛の乾燥も湿気によって広がりやすくなり、乾燥によって髪の表面のキューティクルが傷ついている場合も水分を吸収しなくなってしまいます。
そのかわりに湿気を吸収してしまい、髪の毛が広がってしまうのです。
こういう原因から、湿気が多い日には髪の毛が広がりやすくなり、ボサボサに見えてしまうというわけです。
湿気による髪の毛のボサボサ対策は?
湿気が多い日は、髪の毛が広がってまとまりにくくなります。
しかし、正しいケアをすることでボサボサな髪の毛を防ぐことができますよ!
湿気による髪の毛のボサボサ対策をご紹介します。
① 髪を根元から乾かす
ドライヤーで髪を乾かす時は、根元からしっかりと乾かすようにしましょう。
湿気は、髪の根元に水分を蓄えるため十分に乾かしておくことでボリュームアップしたり、広がったりするのを防止することができます。
② 髪をまとめて乾かす
シャワーヘッドから出る水滴が髪の毛につくことで髪の水分量が増えて広がりやすくなってしまいます。
そこで、シャワーキャップやタオルで髪をしっかりと覆い、髪をまとめて乾かすと効果的です。
③ 洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントは、髪の水分量を調整するための保湿剤として役立ちます。
使い方は、手で髪の毛につけるか、またはスプレータイプを使って髪全体に均等につけましょう。
髪のまとまりを保って湿気によるダメージを防ぐことができます。
④ オイルやワックスを使う
湿気で髪が広がってしまったときは、オイルやワックスをつけて髪をコントロールしましょう。
毛先に重点的につけて広がりをおさえてください。
オイルは髪の毛にうるおいを与え、ワックスはキューティクルをコーティングして髪の毛を整えます。
⑤ ヘアスタイルを変える
湿気による髪の毛のボサボサを防ぐためにはヘアスタイルを工夫することも大切ですね。
髪の毛のアップや編み込みなどヘアスタイルによっては湿気に影響を受けにくいスタイルもあります。
また、髪を縮毛矯正することで湿気によるくせ毛の広がりを抑えることも有効です。
⑥ こまめなトリミング
髪の毛をこまめにトリミングすることでシンプルなスタイルや軽めのスタイルにすることができ、短めのスタイルは湿気の影響を受けにくく手入れもしやすくなるため、ボサボサになる心配がなくなりますよ!
湿気による髪の毛のボサボサを防ぐために正しい洗髪、ドライヤーの使い方やトリートメントを行い、それでも気になるときはヘアアレンジやヘヤースタイルの変更で対処しましょう。
湿気による髪の毛のボサボサ対策!重要なポイントまとめ
湿気による髪の毛のボサボサを防ぐためには以下のポイントをおさえる必要があります。
まず、髪を根元からしっかりと乾かすことが重要で、湿気は髪の根元に水分を蓄えるため乾かしておくことで広がりを防止できます。
また、洗い流さないトリートメントやオイル、ワックスを使用することもおすすめ。
保湿剤として作用する洗い流さないトリートメントや髪にうるおいをあたえるオイル、キューティクルをコーティングするワックスは、髪のまとまりを保もって湿気によるダメージを防ぐことができます。
そして最終的な手段として、ヘアスタイルの工夫も重要です。
湿気に影響を受けにくいアップスタイルや編み込みなどを取り入れることができます。
短めのスタイルも湿気に影響を受けにくく、手入れもしやすくなるので検討してみるのも良いでしょう。
最後に、行きつけの美容師さんに相談してみることも重要です。
美容師さんでしたら適切なケア方法やおしゃれなヘアアレンジのアドバイスももらえます。
また、こまめなトリミングを行うことでボサボサになる心配もすくなくなります。
以上のポイントを抑えることで湿気による髪の毛のボサボサを防止することができます。
これからの季節、湿気に負けずにしっかりとしたヘヤケアを心がけて美しい髪を保っていきましょうね。